この記事は光回線と家で使えるWiFi(WiMAX)の違いについて比較している記事です。
インターネットを家にひきたいんだけど、光回線とWiMAXの違いがわからず自分はどちらを選べば良いかわかりにくいですよね?
光回線とWiMAXの違いは次のとおり
- 光回線は家での工事が必要
- WiMAXは家での工事が不要
- 光回線では通信が安定しているが自宅でしか使えない
- WiMAXは電波状況に左右されるが自宅以外でもネットが使える
この記事では、光回線とWiMAXの違いについてお話していきます。
光回線と家で使えるWiFi(WiMAX)の違いは何?
光回線と家で使えるWiFi(WiMAX)の大きな違いは次のとおりです。
- 光回線は家での工事が必要
- WiMAXは家での工事が不要
- 光回線では通信が安定しているが自宅でしか使えない
- WiMAXは電波状況に左右されるが自宅以外でもネットが使える
詳しく見て行きましょう。
光回線の特徴(メリット・デメリット)
光回線は街中に張り巡らされているインターネット専用の光ケーブルをあなたの自宅まで引き込みます。
光回線の特徴は次のとおり
- 工事が必要(デメリット)
- 月額料金は高め(デメリット)
- 通信制限がない(メリット)
- 回線速度が安定(メリット)
工事が必要(デメリット)
光回線を使うためには、家に光ケーブルを引き込むための工事が必要です。WiMAXと比べるとデメリットに当たります。
住宅状況で引き込み方法は変わります。
- 戸建ての場合は直接電柱などから光ケーブルを引き込む
- マンションの場合は終端装置と呼ばれる機械に一度光ケーブルを引き込みそこから各部屋へケーブルを引き込む
上記は一般的な話しで、特に分譲マンションにお住まいの人が直接電柱などから光ケーブルを引き込む場合もあります。
自宅で光ケーブルの工事を行うため、申し込みからインターネット開通まで最短で1週間~2週間かかります。
月額料金は高め(デメリット)
戸建ての場合は光回線を電柱から一本丸々使うのでとても回線が速い点がメリットですが、月額料金は平均で6,000円ほど。
一方、マンションの場合は、一度終端装置にひきそこから、各世帯に分配されていくので、戸建てに比べると回線速度は遅くなります。その代わり、月額料金は、戸建てよりも安く2,000~4,000円ほど。
さらに工事代も別途ありますので、最初の2年はプラス1,000円ぐらいが上乗せになります。
実質無料という制度があり契約中は工事費を相殺してくれるプロバイダーがほとんど。解約すると分割分の料金は一括で請求
WiMAXでは、プロバイダーで変わりますが、月額料金は平均で2,900円~4,000円ほどですので、光回線の月額料金は高いことがわかりますね。
通信制限がない
光回線の最大のメリットは通信制限がないという点。よほど悪質なデータ転送を行わない限り、通信速度を制限されることはありません。高速インターネットが思う存分楽しめます。
回線速度が安定
光回線は光ケーブルを使用しています。光ケーブルの中をデータが流れますので、とても高品質な通信を行うことが可能です。
光回線が合う人
次に光回線が合う人についてお話します。
次に挙げた項目がひとつでも当てはまる場合、あなたは光回線が合っているといっても過言ではありません。
- 動画視聴やオンラインゲームをよくする
- 高速通信でネットを快適に使いたい
- 通信制限を一切気にしたくない
- 家族みんなで使いたい
- 月額料金よりも品質を最優先にしたい
動画視聴やオンラインゲームはとても高速・高品質な回線が求められます。また、インターネットを使う人が多いほど光回線が便利です。
WiMAXの特徴(メリット・デメリット)
WiMAXは基地局と呼ばれる場所からインターネット用の電波を送信し、WiMAXルーターという機器で電波を受信しインターネットを使います。
WiMAXの特徴は次のとおり
- 電波に依存するので、場所によっては通信品質が悪くなる(デメリット)
- 3日で10GBを使うと翌日通信制限が発生(デメリット)
- 工事不要(メリット)
- WiMAXルーターは場所を問わない(メリット)
- 月額料金は光回線よりも安い(メリット)
電波に依存するので、場所によっては通信品質が悪くなる(デメリット)
WiMAXはWiMAXの基地局から送信されるインターネットの電波をWiMAXルーターという機器で受信し、インターネット接続を行います。
そのため、スマホなどと同じように電波の受信状態が悪いとスムーズなインターネットができなくなってしまいます。
とは言え、WiMAXの電波のカバー率は99%以上となっていますので、どこでも使うことができます。
ただし、下記の場所では電波感度が悪くなりますので、ご注意下さい。
- 地下
- 山頂
- 建物の影
- トンネル
- 海岸付近
ですので、WiMAXは使ってみるまで電波状況が分からないというもう一つのデメリットも持っています。
そこでほとんどのプロバイダーでは初期契約解除という制度があります。下記はGMOとくとくBB WIMAX 2+からの引用文となります。
- 本サービスは、初期契約解除制度の対象です。
- WiMAX 2+端末が着荷した日または、ご契約内容確認書面をお客さまが受領した日のいずれか遅い日から起算して8日を経過するまでの間、初期契約解除制度を利用して本サービスを解約できます。
- ご契約内容確認書面は郵送または電子交付のいずれかの方法でご確認いただけます。
WiMAXを契約する際はこうしたサービスを明記している場所で契約することがとても大事なんです。GMOとくとくBB WIMAXなら「初期契約解除制度の対象」と明記されているので、万一の際は違約金の支払いなく契約解除ができますので、安心ですね。
3日で10GBを使うと翌日通信制限が発生(デメリット)
WiMAXは3日間で合計10GBの通信を行った場合翌日の18時頃~翌々日の2時頃まで1Mbpsまで通信速度が下がります。
1Mbpsの通信制限は、標準画質の動画は見れますし、標準品質のZOOMなどは使えます。スマホのようなエグイ通信制限ではないのでご安心ください。
電波をメインとしたインターネット通信は、使う人が増えれば増えるほど通信速度は遅くなってしまいます。これを少しでも快適にするためにWiMAXでは3日で10GBというルールを作っています。
みんなが快適に使えるようにするルールということをフワッと覚えておいてもらえればOKです。
工事不要(メリット)
光回線と違いWiMAXはインターネットを使うための工事が不要です。工事代も発生しないのでとても安く、簡単にインターネットを始めることができます。
最短申し込んだ翌日には機器が到着しますので、急いでいる人には重宝するメリットです。
WiMAXルーターは場所を問わない(メリット)
光回線は自宅に直接光ケーブルを引き込むので、外へ持ち出すということはできません。WiMAXはWiMAXの基地局から送信される電波をWiMAXルーターで受信することでインターネットを使うことができます。
WiMAXルーターは場所を問わず使うことができます。
家でも使えますし、だだっ広い公園のど真ん中でも使えます。実家に持って帰っても使えますし、日本国内であればどこでも使うことができる点がとても嬉しいです。
月額料金は光回線よりも安い(メリット)
光回線は月額料金のほかに工事代も請求されるので、2年ぐらいは高い月額料金を払っていく必要があります。その額4,000円~6,000円ほど。
WiMAXはまったく逆です。
各プロバイダーは顧客獲得のために月額料金を抑えた集客を行っていたり、キャッシュバックや月額割引キャンペーンなど様々方法で価格を下げています。
だからと言ってWiMAXルーターなど品質が変わるということはありません。WiMAXプロバイダーが扱うWiMAXルーターは同じです。通信速度や通信品質には差はないので、あなたは単純に月額料金がお得と感じたプロバイダーを選べば良いだけなんです。
光回線は、プロバイダーや回線業者など複雑な仕組みにもなっており、通信速度や通信品質に左右されることがあります。WiMAXは電波が原因で通信速度や通信品質が左右されますが、プロバイダーで左右されることはありません。
安いWiMAXプロバイダーを選ぶだけでOKです。
WiMAXが合う人
次にWiMAXが合う人についてお話します。
次に挙げた項目がひとつでも当てはまる場合、あなたはWiMAXが合っているといっても過言ではありません。
- 工事不要ですぐにインターネットを使いたい
- どこでもインターネットを使いたい
- 月額料金を安くしたい
- 転勤や引っ越しが多い
- 一人暮らし
上記がひとつでも当てはまればあなたはWiMAXが合っています。
ちょっとWiMAXで安いプロバイダーを探してみたいというあなたに、格安プロバイダー3社の価格を比較した記事も参考にしてみて下さい。
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【厳選】家のWiFiでおすすめのプロバイダー3選【工事無しですぐ使える】
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転勤や引越しが多い場合、光回線では都度工事を依頼して光回線の撤去や、新設を依頼しなければなりません。WiMAXは住所変更をするだけでOK。場所を問わずネットが使えるので引越しが多い人に人気です。
月額料金は光回線よりも確実に安いです。
また、一人暮らしの場合も、WiMAXで十分です。動画やオンラインゲームをする場合はちょっとWiMAXでは辛いですが、それほど動画を観ないという人は月額料金も安く、引越しや持ち出しも便利なWiMAXを選んでみても良いですね。
万一使えそうにない通信品質であれば、初期契約解除制度を使えばOKです。手続きは必要ですが、契約解除料金を払うことなく契約を解除できますのでWiMAXを選んだ場合は特に損をするということはありません。
ただし、GMOとくとくBB WiMAXのように「初期契約解除制度」を持っているプロバイダーで契約することがとても重要です。
光回線と家で使えるWiFi(WiMAX)の違いは何?:まとめ
この記事は光回線と家で使えるWiFi(WiMAX)の違いについて比較していきました。
インターネットを家にひきたいんだけど、光回線とWiMAXの違いがわからず自分はどちらを選べば良いかわかりにくいですよね?
光回線とWiMAXの違いは次のとおり
- 光回線は家での工事が必要
- WiMAXは家での工事が不要
- 光回線では通信が安定しているが自宅でしか使えない
- WiMAXは電波状況に左右されるが自宅以外でもネットが使える
結論としては、
- 高品質な高速インターネットを使いたいなら光回線
- 工事不要でどこでも持ち出せるインターネットが欲しいならWiMAX
上記を基に選んでみてはいかがでしょうか。
WiMAXで契約をしてみようかな~と心が揺れ動いたあなたには、人気・格安と評判のプロバイダー3社を紹介した記事も併せてご覧になってみて下さい。
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【厳選】家のWiFiでおすすめのプロバイダー3選【工事無しですぐ使える】
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