Counter Strike 2(カウンターストライク)は前作のCounter Strike(CS:GO)を持っていれば無料でアップグレードが可能です。
もちろんマルチプレイにも対応しており、独自のサーバーを立てることもできます!
この記事では誰でも簡単にCounter Strike 2のマルチサーバーを立てる方法について解説します。
自宅にゲームサーバーを立てるか、VPSというサーバーをレンタルするか、迷うかもしれませんが筆者であればサクッとVPSでサーバーを立ててしまいます。
VPSでサーバーを立てる理由は以下。
- 通信回線が早い
- 自作サーバーと違い壊れる心配がない
- 飽きたら解約するだけ
家庭での通信はせいぜい1Gbps。また、通信設備にも負担がかかり人数が多いほどマルチプレイの快適性が損なわれていきます。
反面、VPSの通信回線は家庭用の品質とは比べ物になりません。10Gbpsという超高速通信が超高品質で行うことができます。これだけでもVPSを選ぶ価値ありですね!
自作サーバーは壊れると直すまでマルチプレイはできません。直すまでずっと遊べません。VPSは壊れることを想定しているので、VPS自体が止まることはありません。
ゲームはいつか飽きてしまうかもしれません。そうなるとサーバーとして使ってきたパソコンが無駄になります。VPSは解約するだけ。瞬時に違うゲームサーバーを作ることも可能です。
このような感じでVPSはコストも削減になりますし、業務用の高品質な通信環境で快適なマルチプレイが楽しめます。
今回は通信環境が超高品質で格安のXserver VPS for Gameを例にCounter Strike 2のマルチサーバーの立て方について説明していきますね!
Counter Strike 2のマルチサーバーの立て方
Xserver VPS for Gameの申し込みがまだであればプランなど参考に申し込みをします。通販感覚で選んでいくだけですのでとても簡単にプラグインサーバーを立てられます。
Xserver VPS for Gameの料金プラン
月額料金は1ヶ月契約、12ヶ月契約、24ヵ月契約、36ヶ月契約の4パターンから選べます。
プランは6種類と幅広く用意され、新規契約者であれば割引キャンペーンでの料金で格安にてXserver VPS for Gameを使うことができます!
ただし、1ヶ月契約の場合は通常料金が適用されます。キャンペーン対象外となるのでご注意下さい。
プラン | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
月額料金 | 1,150円 | 2,200円 | 4,400円 | 9,750円 | 22,100円 | 44,200円 |
もし短期間での利用なら1ヶ月契約で様子をみていくのもアリ。最低利用期間がありませんので1ヵ月ごとに使い続けるかやめるかの判断ができます。
Xserver VPS for Game公式ではプレイヤーに合わせたプランが紹介されています。プラグインサーバーを快適に遊ぶなら4GB以上が推奨ですが、まずは2GBプランで様子見もあり。
自分にはサーバーが重く感じるなどがあればプランを上げればOKです。
Xserver VPS for Gameの公式サイトで申込む
Xserver VPS for Gameの公式サイトへ入ります。以下のリンクから移動できます。
Xserver VPS for Gameの公式サイトに入りましたら「今すぐお申込み」をクリックします。
新規お申込みを選ぶ
以降、画面のデザイン(主に配色)が違う場合がありますが手順に違いはありません。
初めてXserverのサービスを利用する場合は「すぐにスタート!新規お申込み」をクリックします。
すでにアカウントをお持ちの場合は「ログイン」をクリックしログインするとVPSの申し込み画面へ移動することができます。
会員登録を実施
お客様情報の入力をします。入力完了後画面一番下にある「次へ進む」をクリックします。
登録したメールアドレスへ「メールアドレス確認」が送られてきますので、認証コード(確認コード)をメモします。スマホのメールアドレスの場合はスマホでメールを確認しましょう。
入力内容を確認し「この内容で登録しサーバー申し込みへ進む」をクリックします。
VPSの申し込み
プラン・契約期間・利用したいサーバー・イメージを選びます。選択完了後「お申込内容を確認する」をクリックします。
ゲームサーバーのお申込みを選び、イメージタイプを選びます。「サーバー名」は設定が必須になっていますが、いじる必要はありません。
- プラン:2GB以上(おすすめは4GB以上)
- ストレージ:後から増設可能・不要ならチェック不要
- 契約期間:1か月、12か月、24か月、36か月(12ヵ月以上でお得)
- イメージタイプ:アプリケーション「Counter-Strike 2」
- rootパスワード:英数字記号を2文字混ぜた9文字以上
- SSHKey:設定しない
申し込み内容を確認し「お支払いへ進む」をクリックします。
支払い方法を選択する
支払方法尾はクレジットカード払いと後払いが選べます。ご都合が良い方を選びましょう。
カード情報を選んだ場合、カード番号情報を入力し「確認画面へ進む」をクリックします。
「支払いをする」をクリックします。
申し込み完了
下記の画面が確認できましたらXserver VPS for Gameの申し込みは完了です。速い人だと3分~5分ほどで完了できます。
申込が完了するとサーバー設定が開始されます。体感で10分ほどで設定が完了します。利用期限が表示されればVPSの利用準備はOK。
IPアドレスはCounter-Strike 2のマルチサーバーの設定や、マルチプレイ時に必要です。知人・友人がマルチプレイをするときに必要ですので、教えておきましょう!
これでCounter Strike 2のマルチサーバーが立ち上がりました!イメージタイプを選ぶだけなのでまさにワンクリック立ち上げです。
Counter Strike 2のアプリIDを取得する
ここからはSteamで操作を行い「Counter Strike 2のログイントークン」を取得します。下記のURLへ入り「Steamゲームサーバーのアカウント管理」画面へ入ります。
https://steamcommunity.com/dev/managegameservers
ログインが出来ていない場合はSteamアカウントでログインをします。
新規のゲームサーバーアカウントを作成の項目でApp ID(730)と入力します。メモはわかりやすいものを入力すればOKです。
新たにトークンが作成できました!後ほど使いますので、画面はそのままにしておきます。
Tera Termをインストールする
取得したトークンをインストールするために、Tera Termというアプリを使用します。
無料のツールですので、ご安心下さい。
Tera Termの公式サイトからアプリをインストールします。
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/releases/74780
tera-term-4.106.exeをクリックします。(バージョンが記事と異なる場合、最新のものでOKです。)
自動でダウンロードが始まらない場合は、ファイル名をクリックします。
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックするとインストールが開始されます。基本すべてそのままでOKです。
インストールが完了しました。「今すぐTera Termを実行する」をクリックします。
トークンをインストールする
接続画面が表示されますので、「ホスト」にVPSパネルに表示されているIPアドレスを入力し、サービスに「SSH」を選びます。最後に「OK」をクリックします。
警告が出ますが「続行」をクリックします。
ユーザ名に「root」、パスフレーズにXserver VPS for Gameの申し込み時に設定した「rootパスワード」を入力し、「OK」をクリックします。
Counter Strike 2のコンソール画面にログインができました!
「 /home/steam/cs2_server/setup_server.sh 」をコピーしてコンソール画面に貼り付けます。
コンソール画面に貼り付けるときは右クリックのみで貼り付けできます。
「 Token: 」という表示がでましたら、トークンを貼り付けます。
先ほどSteam上で作成したトークンをコピーします。
コピーしたトークンを右クリックで貼り付けます。
「SERVER SETUP COMPLETE」と表示されればトークンのインストールは完了です。
以上で、Counter Strike 2のマルチサーバーの準備は完了です。次からは、Counter Strike 2で遊ぶ人が全員行う設定です。
Counter Strike 2を起動してマルチプレイを始める【遊ぶ人全員がやること】
Steamを起動してCounter Strike 2を起動します。
「プレイ」をクリックします。
Windows セキュリティが表示された場合は「許可」をクリックします。
「Community Server Browser」アイコンをクリックします。
「OK」をクリックします。
別ウィンドウが開くので「+」ボタンをクリックします。
ゲームパネルに表示されているIPアドレスを入力します。友人・知人の方はマルチプレイを立てた方に聞いてIPアドレスを入力して下さい。
ゲームサーバーにサーバーリストが新たに作成されました。
作成したサーバーを選択し、「接続」をクリックします。
マルチプレイサーバーへ接続が出来ました!
以上でCounter Strike 2のマルチプレイで遊ぶための説明は終わりです。
Counter Strike 2のマルチプレイでよくある質問
よくある質問をまとめました。
Counter Strike 2のマルチサーバーに接続できません。
新規に立てたばかりの場合はマルチサーバーが完全に起動するまで5分~10分ほど時間がかかることがあります。時間をおいて再接続してみてください。
Counter Strike 2のマルチプレイが急に遊べなくなった。
サーバーメンテナンスなどでサーバーが落ちている場合があります。サーバーのメンテナンス中はマルチプレイで遊べませんので少し時間をおいてください。
マルチサーバーは起動しているようだが、接続できない。
管理者から教えてもらったマルチサーバーアドレスが間違っていないか確認をして下さい。また、以下の画面が表示された場合はマルチプレイサーバーが落ちている場合があります。管理者に確認をしてみてください。
Counter Strike 2のトークン作成に失敗します。
Counter Strike 2のApp IDは「 730 」です。数字が合っている場合は全角文字になっていないか確認をしてみてください。
Xserver VPS for Gameは友人・知人だけで遊べるサーバーですか?
はい。そのとおりです。Xserver VPS for GameはVPSと呼ばれるサーバーで、IPアドレスを知っている人だけ同士でのみ遊ぶことができます。
Counter Strike 2のマルチサーバーを立てる:まとめ
Counter Strike 2はCS:GOの後継ゲームでCS:GOを持っていれば誰でも無料でCounter Strike 2にアップグレードが可能です。
また、マルチプレイ対応のゲームで、自分たちだけでマルチプレイ対応のサーバーを立てることが出来ます。
とは言え、自宅にサーバーを立てるには通信品質が不安定になることやサーバーを維持するための電気代、パーツ代などコストがかかります。
とくにCounter Strike 2のようなゲームの場合「通信品質」がすべて!
自宅でサーバーを立てたとしてもコストがかかる割に快適に遊ぶには難あり。
Xserver VPS for GameのようなVPSサーバーを使うことで商用レベルの高品質な通信環境が簡単に手に入り、サーバー運用もXserver VPS for Gameが行ってくれますので、メンテナンスフリー。
自宅で運用していく電気代よりも安くCounter Strike 2のマルチプレイが楽しめます。