この記事では16GBプランに的を絞り、16GB(RAM)に対応しているVPSを表を使ってわかりやすく直感的に比較できるようにしています。
16GB対応VPSを比較
16GBプランに対応しているVPS(Windows版 VPS)は表のとおりです。
サービス名 | Xserver VPS for Windows Server | ABLENET VPS | Winserver | ConoHa for Windows Server | さくらのVPS |
月額料金 | 15,840円~ | 12,947円~ | 15,950円~ | 17,545円~ | 16,638円~ |
キャンペーン | 月額料金最大20%OFF | 無し | 無し | 表示価格から8%OFF | 12ヵ月以上で1ヶ月分無料 |
プラン | 16GB | Win5 | VPS23-16G | 16GB | W16GB |
CPU | 8コア | 8コア | 10コア | 8コア | 8コア |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
SSD容量 | 100GB | 150GB | 1,000GB | 100GB | 800GB |
最低利用期間 | 1ヶ月~ | 1ヶ月~ | 1ヶ月~ | 3ヶ月~ | 1ヶ月~ |
比較ポイント | 業界最高性能 SSD容量が乏しい | サポートが手厚い SSD容量が乏しい | お試し利用が可能 SSD大容量 | 有名VPS SSD容量が乏しい | 知名度No.1 SSD容量も多い 料金は高め |
注意点 | 特になし | 書面で解約する 場合あり | 解約後に届く メールをチェック | サービス維持調整費10%有り | 特になし |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
16GBプランに対応しているVPS(Linux版 VPS)は表のとおりです。
ランキング | 1位 | 2位 |
VPS | Xserver VPS | シンVPS |
種別 | 通常VPS | 通常VPS |
プラン | 16GB | 2GB~ |
CPU | 8コア | 8コア |
メモリ | 16GB | 16GB |
SSD容量 | 100GB | 800GB |
月額料金 | 7,200円~ | 12,001円~ |
キャンペーン | 月額料金半額キャッシュバック | 月額料金最大30%OFF |
最低利用期間 | 1ヵ月~ | 3ヵ月~ |
詳細ボタン | プランを見る | プランを見る |
比較から分かること
VPSにはWindowsが動いているVPSとLinuxが動いているVPSの2種類が存在しいます。
Windowsは一般的にLinuxよりも扱いやすい反面マイクロソフト製品であるが故にライセンスなどの面からコストがかかります。
一方でLinuxは扱いにくいイメージがありますが、オープンソースであるためコストをぐっと抑えることが可能です。
16GBプランはハイグレードな性能であるため、大規模なサイトの運営、数百人が集まるSNS運用、オンラインゲームなどに向いています。
オンラインゲームでの利用の場合、ゲームプログラムが動けば良いのでSSD容量はあまり問われませんが、大規模サイトやSNS運用となるとSSD容量も考慮する必要があります。
上記の考察より、16GBプランでおすすめのVPSは以下の2つに絞ることが出来ます。
- Xserver VPS for Windows Server(高性能で選択)
- シンVPS(SSD大容量、低コストで選択)
16GBプラン対応のVPS詳細
16GBプランのVPS【比較で重要な目安】
16GBプランのVPSを比較する際、重要となる目安は下記の3つ。
- 月額料金
- SSD容量
- CPUコア数
月額料金
月額料金はこのランクのプランになってくるとコンシューマー向けのプランではなくなってくるので、大きな割引もなくなってきます。
そのため、12ヶ月、24ヵ月、36ヶ月などで契約をするのではなく、月単位で利用していくことも視野に入れるべきでしょう。
特に企業で利用する場合、来期の予算によってはすぐにプランを切り替える必要性も出てくるため、おすすめの契約方法です。
SSD容量
16GBプランなどハイスペックプランになってくるとSSD容量も検討材料のひとつとなるでしょう。
ファイルサーバー用途をはじめ、データを大量に扱う場合はSSD容量も視野に入れたいところ。
そこで盲点になるのが、ディスクアクセス性能。
データを大量に扱うとなるとアクセス頻度も増えます。そのときに、考慮したいのでディスクの「性能」です。容量だけに目を向けがちですが、「SSD自体の性能」も考えなくてはなりません。
ちなみにSSDの大容量を第一に考えている場合はディスクアクセスに定評のあるシンVPSを候補に入れて置きその後予算と相談して決定することをオススメします。
CPUコア数
コア数は多いに越したことがありません。とは言え、用途次第によってはそこまで神経質になる必要もなし。
平均的なコア数は8コアですので、重要度は低めで問題ありません。
なお、処理速度を重視するならXserver VPS、Xserver VPS for Windows Serverをオススメします。AMD EPYCは先端技術関係の開発で扱われるほどの高性能であるため。
Xserver VPS for Windows Server【高性能で選びたい】
プラン | 月額料金 | メモリ | SSD容量 | CPU | OS | 転送量 | 通信速度 |
16GB | 12,672円~ | 16GB | 100GB | 8コア | Windows Server 2019,2022 | 無制限 | 10Gbps |
Xserver VPS for Windows Serverは、業界最高性能のパーツ(AMD EPYC CPUやNVMe SSD)が使われているVPSです。
ただし、SSD容量が標準では100GBなので、用途が限られてしまう場合があります。有料ではありますが、200GB増量し300GBに増やすことが可能。
とは言え、競合他社よりも高スペック(エックスサーバー調べ、当サイト実機調査調べ)でありながら、低コストを実現。
コストは抑えたい、でも性能重視は捨てられない人にオススメです。
シンVPS【SSD大容量・低コストで選びたい】
プラン | 月額料金 | メモリ | SSD容量 | CPU | OS | 転送量 | 通信速度 |
16GB | 12,001円~ | 16GB | 800GB | 8コア | Linux | 無制限 | 10Gbps |
シンVPSは、エックスサーバーが運営しているSSDにも力をいれているサービスです。
VPSの平均的なSSD容量は100GBですが、16GBプランでは800GBとかなりの大容量。
性能はXserver for Windows Serverと同じですが、SSDにもカスタマイズが施されており当サイトの独自調査でアクセス速度は一般的なSSDの20倍弱。
Linux版VPSの中では性能は最強レベル、しかもLinuxなので低コスト。サーバー性能とSSD性能も視野に入れたい人ならオススメです。
関連記事 シンVPSの評判【選ぶ理由書いてます】
SSDも重視したい
Xserver VPS
プラン | 月額料金 | メモリ | SSD容量 | CPU | OS | 転送量 | 通信速度 |
16GB | 4,680円~ | 16GB | 100GB | 8コア | Linux | 無制限 | 10Gbps |
Xserver VPSは、Linux版VPSです。価格はLinux版VPSの中では最安値。
Windowsと違い、LinuxはOSが最小限で構成されているので、安定性は抜群。
ただし、16GBプランではありますが、SSD容量が100GBと心細いため、用途が限られてしまう場合があります。有料ではありますが、200GB増量し300GBに増やすことが可能。
とは言え、競合他社よりもやく3倍~4倍の高スペック(エックスサーバー調べ、当サイト実機調査調べ)でありながら、低コストを実現。利用者は激増中。
Linuxをメインに考えているならXserver VPSは低コストで高性能、おススメです。
コスパ抜群
ABLENET(エイブルネット)
プラン | 月額料金 | メモリ | SSD容量 | CPU |
Win5 | 12,705円~ | 16GB | 150GB | 8コア |
ABLENET VPSは、VPSの老舗。長年のノウハウが蓄積されているのでサポート対応が魅力的です。
用途はFX、テレワークなど万能的。メモリが多い点も大きな特徴です。
16GBを使うならWin5プラン。ABLENETはサポート対応に定評があるので、サポート体制を重視したい人におすすめ。
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Winserver
プラン | 月額料金 | メモリ | SSD容量 | CPU |
VPS23-16G | 15,950円~ | 16GB | 1,000GB | 10コア |
Winserverは、同等プランの中でもSSD容量、CPUコア数が多い点が特徴的。そのため、テレワーク利用などビジネス用途に最適です。
また、2週間のお試し利用も可能な点が始めてVPSを触る人に人気。
月額料金は他社と比べて高めの設定ですが、VPSを安心して触ってみたい人におススメです。
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ConoHa for Windows Server
プラン | 月額料金 | メモリ | SSD容量 | CPU |
16GB | 15,972円~ | 16GB | 100GB | 8コア |
ConoHa for Windows Serverは、FXやリモートワークにおススメのVPSです。また、お名前.comで有名なGMOが運営しているため安心感があります。
最大20日間を無料で使うことが可能。最低利用期間の設定もなく手軽に16GBプランを試すことができます。
ただし、月額料金が高め、SSD容量が少な目である点が頼りない印象…。FXやゲームサーバー用途などに限定すれば性能を活かすことは可能です。
有名VPSを使いたい人におすすめのVPSです。
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さくらのVPS
プラン | 月額料金 | メモリ | SSD容量 | CPU |
W16G | 16,638円~ | 16GB | 800GB | 10コア |
さくらのVPSは検証環境をはじめ、ビジネス用途に向いています。Microsoft Officeライセンスもありますので、テレワークにもおすすめです。
リージョン(サーバーのある場所)は大阪と石狩にありますので、お住まいの地域やオフィスの地域ごとで選ぶとサーバー性能をより発揮できます。
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16GB対応VPSを比較:まとめ
16GBプランに対応しているVPS(Windows版 VPS)は表のとおりです。
サービス名 | Xserver VPS for Windows Server | ABLENET VPS | Winserver | ConoHa for Windows Server | さくらのVPS |
月額料金 | 15,840円~ | 12,947円~ | 15,950円~ | 17,545円~ | 16,638円~ |
キャンペーン | 月額料金最大20%OFF | 無し | 無し | 表示価格から8%OFF | 12ヵ月以上で1ヶ月分無料 |
プラン | 16GB | Win5 | VPS23-16G | 16GB | W16GB |
CPU | 8コア | 8コア | 10コア | 8コア | 8コア |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
SSD容量 | 100GB | 150GB | 1,000GB | 100GB | 800GB |
最低利用期間 | 1ヶ月~ | 1ヶ月~ | 1ヶ月~ | 3ヶ月~ | 1ヶ月~ |
比較ポイント | 業界最高性能 SSD容量が乏しい | サポートが手厚い SSD容量が乏しい | お試し利用が可能 SSD大容量 | 有名VPS SSD容量が乏しい | 知名度No.1 SSD容量も多い 料金は高め |
注意点 | 特になし | 書面で解約する 場合あり | 解約後に届く メールをチェック | サービス維持調整費10%有り | 特になし |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
16GBプランに対応しているVPS(Linux版 VPS)は表のとおりです。
ランキング | 1位 | 2位 |
VPS | Xserver VPS | シンVPS |
種別 | 通常VPS | 通常VPS |
プラン | 16GB | 2GB~ |
CPU | 8コア | 8コア |
メモリ | 16GB | 16GB |
SSD容量 | 100GB | 800GB |
月額料金 | 7,200円~ | 12,001円~ |
キャンペーン | 月額料金半額キャッシュバック | 月額料金最大30%OFF |
最低利用期間 | 1ヵ月~ | 3ヵ月~ |
詳細ボタン | プランを見る | プランを見る |
16GBプランのVPSを比較する際、重要となる目安は下記の3つ。
- 月額料金(割引率が低いので1ヶ月契約がおすすめ)
- SSD容量(アクセス性能も考慮する)
- CPUコア数(8コアをひとつの目安とする)
上記の参考に16GBプランのVPSを選定すると以下の3サービスが有力であることがわかります。
- Xserver VPS for Windows Server(コスパ最高)
- Xserver VPS(低コスト、超高性能)
- シンVPS(SSD容量、SSD性能抜群)