
こんな疑問にお答えします。
- 記事の信頼性
- ネットワークエンジニア歴:20年
- 自宅に高度なLAN環境を整備
- 外から自宅のPCに遠隔操作するシステムを構築
- ネットのセキュリティ事情を熟知
たまにある、、、
「電波受信してるのにインターネットが見れないけどなんで?!」問題・・・。

Android/iPhoneスマホの電波が圏外になったり受信しなくなったときの対処法
アンテナピクトが良好にもかかわらず、通信ができないもしくは遅い場合、これはうまくスマホがキャリアの電波の切り替えができていない場合が考えられます。
このときは、一度「機内モード」をオンにして数秒待って再度「機内モード」をオフにするとよいでしょう。
- 図の赤枠が機内モード「タッチでオンオフできます」
これを実施することで、LTE電波は良好な基地局への接続を試みることになり、通信が回復する可能性が格段に上がります。
電波を改善するアプリもいくつかありますが、結局は内部で同じことをしていると思いますので、手動でオンオフを行うか、アプリでオンオフを行うかあなたにあった方法を利用するとよいでしょう。
スマホの通信が遅い
機内モードのオンオフで通信状態を回復したにもかかわらず通信が重い・・・。
これは残念ながら、利用者が多いためであり、諦めるしかないでしょう。
格安SIMにありがちですが、通信速度は使う人が多ければ多いほど遅くなります。
道路の渋滞を思い出してください。
便利な道路ほど、車が集まりやすく渋滞になりがちですよね。
片側1車線より、2車線、3車線と道路が広ければ広いほど、渋滞も起きにくいです。
格安SIMの場合、どうしても大手キャリアからの帯域幅を間借りしているため、大手キャリアよりも帯域幅は狭めです。
どうしても我慢できない場合は、Wi-Fiスポットで通信をするか、キャリアへ乗り換えるかの2択になると思います。
スマホが電波をつなぐ仕組み
自宅はインターネット回線を引いて自宅でインターネットを楽しむことはできますが、外出すると、LTE(4G)電波を使って通信を行います。
その電波はキャリアが建設した「電波を飛ばす基地局」から電波が飛んで、スマホはこの電波を受信してインターネット回線を確保します。
ただ、この基地局も制限があります。
- 電波が飛ばせる範囲
- スマホの接続を許容する台数

電波が飛ばせる範囲
電波は永遠に飛んでいくことはしません。
減衰といって遠くへいくほど電波は弱くなります。
自宅にWi-Fiを使っている人はご存知ですよね。
これと同じです。

スマホの接続を許容できる台数
電波を送受信するにも台数に制限があります。
これもWi-Fiを使っている人はご存知かたと思います。
受信する台数が多くなればなるほど、それを裁くのに基地局に負担がかかり、結果通信速度が遅くなります。
これを防ぐために基地局側でも制限をかけ、速度が落ちないように調整しています。
スマホは移動中に基地局を切り替え接続する
電波はある程度まで行くと、減衰するので、スマホはどこかのタイミングで通信を行う基地局を切り替えなくてはなりません。
スマホは移動しているときに常に良好な電波を探しており、良好な電波であればそちらに接続を切り替えます。
Android/iPhone端末で電波のつながりが悪いと感じたら機内モードのオンオフ(まとめ)
スマホは常に良好な電波を探しています。
うまく着替えが行かなかったり、いつまでも遠くの基地局からの電波を受信しようとする場合があります。
そんなときはスマホに再度新しい電波を拾ってもらうようにに機内モードを使って電波の受信をつかさどる機能を一旦停止させてやります。

覚えておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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