この記事はXserver VPSを使ってMisskeyサーバーの立て方(インスタンス)について初心者でもわかりやすく画像をたくさん使って説明しています。
専門書など難しい説明書を見なくても本記事を見るだけで誰でもMisskeyサーバーを立てることが出来ますよ。
このたびエックスサーバー株式会社は、分散型SNSのオープンソースソフトウェア「Misskey」の開発を支援することとなりました。
弊社は開発環境の提供や開発資金の援助を通じて、「Misskey」を応援します。
— エックスサーバー【公式】 (@xserverjp) October 27, 2023
ということでエックスサーバーがMisskeyの開発支援を始めました。これからMisskeyサーバーを立ち上げるならXserver VPSがベストということに…!
ちなみに、10分で立てられる!という記事が出回っていますが、素の状態(IPアドレス:3000)で公開するのははっきり言って非現実的な運用方法です。
また、設定も足らずSNSのインスタンスが10分で簡単に立てられるもではないので、お気を付けください。
本記事では、インスタンスとして運用できるレベルの手順をしっかりと説明していますので、ぜひご参考にしてみてください。
すでにMisskeyのインスタンスは立てたんだけど、プロフィール登録などアイコン画像が表示(設定)されなくてお困りの場合、解決策もありますのでご参考にどうぞ!
Misskeyとは「オープンソースの分散型マイクロブログプラットフォームプロジェクト」です。ざっくり言うと「ツイッターのようなツール」です。
ENGI WORKS調べでは最低でも28万人のMisskey利用者がいます。やり取りも活発で熱いSNSツールだなと感じてます。
Misskey(ミスキー)は、ツイッターのように中央集権型ではなく、分散型である点がメリット。
コミュニティが多数のサーバーに分散して存在し、各サーバーが通信し合うことでコンテンツ共有ネットワークを形成していることが特徴のサービスです。
自分に合ったテーマのサーバー(インスタンス)を選択できることもMisskeyならでは!
Misskeyサーバーを立てる!
Misskeyサーバーの立て方【正しい方法】
Xserver VPSにMisskeyサーバー(インスタンス)の正しい立て方を5つのステップにわけました。
実際は流れ作業になるので思った以上に簡単に進めることができます。Misskeyインスタンスの立ち上げは申し込みだけで完了します。
- Xserver VPSを申し込む
- 接続許可ポートを設定
- Tera Termをインストール
- 独自ドメインの取得・設定
- 証明書設定
必要なもの【すべて手順内で説明します】
- パソコン
- スマホ
- Tera Term
- WinSCP
Xserver VPSの料金プラン【割引キャンペーン中】
月額料金は1ヶ月、12ヶ月、24ヵ月、36ヶ月の4パターンから選べます。長期利用を考えているなら1ヶ月契約よりも12ヶ月以上で契約することで誰よりもお得に契約することがができます。
プランは6種類と幅広く用意されています。MT4ひとつ動かすなら2GBプランで十分使えます。なお、下記は標準的な月額料金で1カ月契約のみキャンペーンは対象外です。
プラン | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB | 32GB | 64GB |
月額料金 | 1,150円 | 2,200円 | 4,400円 | 9,750円 | 22,100円 | 44,200円 |
Xserver VPSは安定性抜群なので、より勝てる運用が実現できます。
Misskey運用を試してみたいなら1ヶ月契約で様子をみていくのもアリ。最低利用期間がありませんので1ヵ月ごとに使い続けるかやめるかの判断ができます。
ただプランに関しては、安定運用がしたければ4GBプラン以上は必須。
とはいえ…。プランは後からアップグレードができます。
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【Xserver VPS】プラン変更をする方法【注意事項6つ】
続きを見る
まずは2GBプランで始めて「モッサリしてそうだな~」「動きが鈍いな」「ディスク容量がたりなくなった…!」と感じてからでも遅くはありません。
プランを変更したからと言ってVPSを再設定する必要はありません。設定のし直しも何もありません。お気楽に2GBプランから始めてみましょう。
料金の発生はいつ?
Xserver VPSでは、毎月15日を基準に申し込み月の料金の計算方法が変わります。料金を支払う前に「お支払い詳細」にて確認できます。
基本的には申し込み月は日割り計算となり、本契約は次月からと理解しておいて問題はありません。
2023年1/5~1/15までに申し込んだ場合
1カ月契約の場合、1/5から1/31までの日割り料金となり、有効期限は「2023年1/31」となります。
12カ月契約の場合、1/5から1/31までの期間は日割り料金となり、有効期限は「2023年12/31」となります。
24カ月契約、36カ月契約も12ヶ月契約の場合と同様の計算方法です。
2023/1/16~1/31までに申し込んだ場合
1カ月契約を1/25に申し込んだ場合、2023/1/25~1/31までの日割り料金 と2023年2/1~2/28(1カ月分)の月額料金となり、有効期限は「2023/2/28」になります。
12カ月契約を2023/1/25に申し込んだ場合、2023/1/25~1/31までの日割り料金 と2023年2/1~2024/1/31(12カ月分)の月額料金となり、有効期限は「2024/1/31」になります。
24カ月契約、36カ月契約も12ヶ月契約の場合と同様の計算方法です。
自分がいつから日割り計算になるか(上図の画面)は支払い方法の選択前で簡単に確認ができますので、安心して申し込み画面を進めることができますよ。
月額料金のほかにかかるお金はある?
月額料金以外は何も発生しません。以下はすべて無料です。ゼロ円。
- 初期費用 =0円
- 解約手数料 =0円
- サービス維持調整費 =0円
Misskeyサーバーを立てる!
プランはどれを選べば良い?
まずは動作確認を…とおいうことであれば2GBプランで十分です。他社VPSでは2GBプランは少し不安ですが、Xserver VPSは処理性能が他社の2~3倍であることは当ブログで実証済みです。
ただし、本格的な運用を目指すのであれば4GBプラン以上を検討しましょう。
Misskeyサーバーを立てる!
Xserver VPSにMisskeyサーバーをインストールする【本編】
実際にXserver VPSの申し込み方法からMisskeyが動くまでを画像を用いて詳しくご紹介していきます。
ちなみにXserver VPSを選ぶべき理由は「サーバートラブルがあった場合自分で作り直せるから」。
他社VPSだとOSの再構築やroot権限が許可されていない場合があります。これが安い理由でもあったりしますが…。
例えばちょっとした手違いでリモートデスクトップ接続が出来なくなった場合を考えてみましょう。
こうなってしまった場合、OSの再構築やroot権限が許可されていないとサポートへわざわざ連絡して対応してもらう必要がでてきます。
運悪く金曜日の夜や土日祝日、平日夜などサポートが時間外の場合何もできなくなります。サポートもすぐに動いてくれるわけではないので、かなりの時間ロス。
Xserver VPSはこうしたトラブルにも自分で対応が出来るようOSの再構築やroot権限が許可されています。初心者・IT上級者関係なくこの機能があるVPSを選ぶべき!
Xserver VPSを申し込む
Xserver VPSの公式サイトへ入りましょう。以下のリンクから移動できます。
新規お申込みを選ぶ
初めてXserver VPSのサービスを利用する場合は「すぐにスタート!新規お申込み」をクリックします。
もし、すでにアカウントをお持ちの場合は「ログイン」をクリックしログインするとVPSの申し込み画面へ移動することができます。
会員登録を実施
お客様情報の入力をします。入力完了後画面一番下にある「次へ進む」をクリックします。
登録したメールアドレスへ「メールアドレス確認」が送られてきますので、認証コード(確認コード)をメモします。スマホのメールアドレスの場合はスマホでメールを確認しましょう。
確認コードを入力し「次へ進む」をクリックします。
入力内容を確認し「この内容で登録しサーバー申し込みへ進む」をクリックします。
VPSの申し込み
プラン・契約期間・利用したいサーバー・イメージを選びます。選択完了後「お申込内容を確認する」をクリックします。
補足
イメージタイプやアプリはVPS申し込み完了後でも変更ができます。例えばUbuntuからCentOSに変更・UbuntuからMinecraft Java版に変更などなど。
イメージタイプはMisskeyを選びます。ちなみに「サーバー名」が必須になっていますが、いじる必要はありません。
アプリケーションはいくつも用意されているので下記をクリックしてすべてのアプリケーションを表示させます。
申し込み内容を確認し「お支払いへ進む」をクリックします。
支払い方法を選択する
支払方法尾はクレジットカード払いと後払いが選べます。ご都合が良い方を選びましょう。
カード情報を選んだ場合、カード番号情報を入力し「確認画面へ進む」をクリックします。
「支払いをする」をクリックします。
申し込み完了!
下記の画面が確認できましたらXserver VPSの申し込みは完了です。3分~5分ほどで完了できました。
申込が完了するとサーバー設定が開始されます。体感で10分ほどで設定が完了します。
設定完了後の画面
利用期限が表示されればVPSの利用準備は整ったことを示しています。
接続許可ポートを設定
MisskeyのプログラムにSSH接続を行うため、接続許可ポートを設定します。
リモートデスクトップ接続をおこなうので、全ポートを解放する必要があります。
VPS管理のVPSパネルで「接続許可ポート」の項目にある「変更」をクリックします。
「全て許可」の「ONにする」にチェックを入れます。設定後「接続許可ポートを設定する」ボタンをクリックします。
全て許可になりました。
Tera Termをインストール
Xserver VPSのコンソールをクリックすればUbuntuのコンソール画面が表示されるので不要と思うかもしれません。
しかし、これからMisskeyを動かすための設定にコマンド(呪文のような言葉)を入力する作業があるため、使っておいて損はないツールになります。
手入力をして行けば良いかも知れませんが、タイプミスや作業効率を考えTera Termのインストールをオススメします。
Tera TermはLinuxのコマンド入力にとても適しているエンジニアご用達のアプリでもあります。ぜひ挑戦してみてください。僕自身仕事で愛用してます(笑)
ちなみにVPSにインストールするのではなく、お使いのWindowsパソコンにインストールします。
Tera Termの公式サイトからアプリをインストールします。
tera-term-4.106.exeをクリックします。
自動でダウンロードが始まらない場合はファイル名をクリックします。
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックするとインストールが開始されます。基本すべてそのままでOKです。
インストールが完了しました。「今すぐTera Termを実行する」をクリックします。
接続画面が表示されますので、「ホスト」にVPSパネルに表示されているIPアドレスを入力し、サービスに「SSH」を選びます。最後に「OK」をクリックします。
警告が出ますが「続行」をクリックします。
ユーザ名に「root」、パスフレーズに「rootパスワード」を入力し、「OK」をクリックします。
VPS(Misskey)にログインすることができました!赤枠部分はテキストエディタなどへメモを取っておきます。
以上で作業準備が整いました。
MisskeyへWebブラウザでアクセスする
http://VPSのIPアドレス:3000でアクセスし、管理者アカウント(ユーザー名・パスワードを入力)を作成します。
管理者アカウントの作成が完了しました。
ログアウトすることでMisskeyのトップ画面が表示されます。
独自ドメインを取得する
外部公開するのでせっかくならIPアドレスではなく、独自ドメインを設定したいですよね。さっそくやり方を説明します。
VPS管理ページのドメインの項目で「ドメイン取得」をクリックします。
www.の空欄にMisskeyで利用したいドメインを入力し「ドメインを検索する」をクリックします。ドメインは左部分と右部分に分かれており、左部分(engiworkslab)は自由に決めることができ、右部分は決められたものから選びます。
左部分(engiworkslab)は早い者勝ちですでに使われている場合もあるのでご注意ください。そのときは違うものを入力します。
欲しいドメインを選び、登録年数を選び「お支払い」へ進みます。右側のドメインによっては1年目が1円で使えるものもあるので、強いこだわりがない場合は.comや.netなどから選ぶと良いでしょう。
内容を確認し支払い方法を選び「決済画面へ進む」をクリックします。
クレジットカード情報を確認し「確認画面へ進む」をクリックします。
「支払をする」をクリックします。
支払いが完了しました。「トップへ戻る」をクリックします。
ドメインが登録されました。
取得した独自ドメインをVPSのIPアドレスと紐づける
VPSを申し込むとあなた専用にひとつのIPアドレスが割り当てられています。このIPアドレスと独自ドメインを紐づけることでMisskeyへのアクセスが可能になります。
VPS管理画面から「DNS設定」をクリックします。
「ドメインの追加」をクリックします。
取得した独自ドメインを入力します。ここでは新たに取得した「engiworkslab.com」を設定しています。
入力内容を確認し「設定を追加する」をクリックします。
設定が完了しました。そのまま右にある「選択する」をクリックします。
「DNSレコード設定の追加」をクリックします。
種別は「A」を選び「内容」にVPSのIPアドレスを入力します。
AはAレコードと呼び、ドメイン名とIPアドレスを紐づけるときに指定するものです。
VPSのIPアドレスってどれ?
VPS管理パネルの上に記載されています。
ホスト名・種別・内容を確認し「設定を追加する」をクリックします。
以下のようになっていればDNSレコードの設定は完了です。
ここからあなたが作った独自ドメインとIPアドレスが国内・世界中にあるDNSサーバーへ伝わります。
初期の段階でおよそ1時間は待つ必要があり完全に伝わるには48時間から72時間はかかると言われています。体感では1時間程度で使えるようにはなりますがこればかりは断言ができません。
Windowsであればコマンドプロンプトのpingコマンドを使えば名前解決(ドメインがIPアドレスに変換されること)が出来ていることが確認できます。
以降は独自ドメインでMisskeyへブラウザアクセスができるのを確認してから行ってください。
TLS証明書を取得・設定する
Tera Termで下記のコマンドを入力します。赤文字部分はあなたが取得した独自ドメイン名を入力し、下記の画像のように設定します。
certbot certonly --manual -d engiworkslab.com --preferred-challenges dns
Press Enter to Continueが表示されたらまだエンターキーは押さないでください!証明書作成に失敗します。
VPS管理パネルへ移動し「DNS設定」をクリックし「DNSレコード設定の追加」をクリックします。
以下のように設定し「確認画面へ進む」をクリックします。
- ホスト名:_acme-challengeと入力
- 種別:TXT
- 内容:with the following valueの文字列を張り付け
設定内容を確認し「編集する」をクリックします。
エンターキーを押します。
Successfullyと表示されれば証明書設定は完了です。画面はまだこのままにしておいてください。
WinSCPをインストール
ここからはVPS上にあるファイルを直接設定する必要があるため、WinSCPを以下のURLからダウンロードしてインストールします。
https://winscp.net/eng/download.php
WinSCP公式サイトに移動しますので、画面下にあるダウンロードボタンをクリックします。
ダウンロードしたWinSCPのセットアップファイルをダブルクリックしてWinSCPをインストールします。画面に従っていくだけで簡単にインストールできます。
「許諾」をクリックします。以降は図のように真似をすればOKです。
標準的なインストールを選択
コマンダーを選択
インストールボタンをクリック
完了をクリックしてインストール完了
Misskeyの最終設定
WinSCPが起動しますので、下記を入力し「ログイン」しましょう。
- 転送プロトコル:SFTP
- ホスト名:VPSのIPアドレス
- ユーザ名:root
- パスワード:VPS作成時に入力したrootパスワード
「不明なサーバーに~~」という警告メッセージが出ますが「はい」をクリックして続行します。以降は出ません。
WinSCP(左のウィンドウがパソコン)とVPS(右のウィンドウがXserver VPS)が接続されました。
/etc/cron.d/のディレクトリへ移動します。
ファイルを新規作成します。
ファイル名の入力が求められますので、「letsencrypt-renew」と入力しOKをクリックします。
ファイルが開きますので、下記のコマンドをコピペします。
0 0 1 * * root certbot renew --pre-hook "service nginx stop" --post-hook "service nginx start"
コピペが終わったらファイルを保存します。
グレーアウト表示で保存完了です。
Tera Termへ戻り下記のコマンドを入力します。
systemctl restart cron
/etc/nginx/conf.d/へ移動します。
misskey.confをダブルクリックで開きます。
赤枠の部分の仮のドメイン名(example.tld)を独自ドメインへ書き換えます。4か所あり。
独自ドメインへ書き換え完了後、左上のディスクマークをクリックし設定を保存します。
保存完了。
Tera Termで下記コマンドを実行します。
systemctl restart nginx
独自ドメインへhttps://で接続をします。
記事例ではhttps://engiworkslab.comです。問題なくアクセスできました!
Misskeyの設定は以上です。ユルい感じがとても良いですね!
Misskeyサーバーを立てる!
プロフィール登録などアイコン画像が表示(設定)されない場合
この事象はほぼ全員が当たる壁だと思われますので、対処方法を記載しておきます。
画像が表示されない理由としては以下のとおり。
- 初期設定では「https://example.tld」がユーザーのアクセス先となっている
- リバースプロキシするとき、URLが存在しないURLなのでユーザー情報へのアクセスが正しくできていない
技術概要
結論としては、/home/misskey/misskey/.configにあるdefault.ymlというファイルにユーザーにアクセスをさせたいURLに書き換えてVPSを再起動します。
Misskeyはリバースプロキシを必須としているので、ユーザーにはまず「https://engiworkslab.com(本記事の場合)」へアクセスさせる必要があります。
設定方法を解説します。
なお、WinSCPは、初期設定では.configというディレクトリ名の頭に「.(ドット)」がついている場合表示されないので、表示させる設定に変更します。
WinSCPで隠しディレクトリを表示させる
WinSCPで「オプション」「環境設定」をクリックします。
「パネル」をクリックし、「隠しファイルを表示する」にチェックをいれます。最後に「OK」をクリックして準備完了です。
default.ymlの編集
/home/misskey/misskey/.configに移動します。
default.ymlをダブルクリックで開きます。
赤線の個所を書き換えます。説明書きでは「Final accessible URL seen by a user.(ユーザーにアクセスさせたいURL)」となっているので、あなたが作成した独自ドメイン名を記入すればOKです。
書き換えが完了しました。ファイルを保存しましょう。
VPSの再起動・動作確認
VPSを再起動します。
サーバー再起動完了後、URLにアクセスできない場合下記のコマンドを実行しておきましょう。
systemctl restart cron
systemctl restart nginx
プロフィール画像が表示されれば設定は成功です!
Misskeyのデータベースをバックアップする
運用が安定してきましたらデータベースのバックアップを取っておきましょう。
手動データベースのバックアップをバックアップする方法、自動でデータベースのバックアップをバックアップする方法があります。
バックアップ方法、復元方法についてはMisskeyのデータベースのバックアップ方法という記事で詳しく説明していますので、ご参考ください。
-
Misskeyのデータベースバックアップ方法【初心者でもわかりやすく説明】
続きを見る
Misskeyサーバーを立てる!
Misskeyサーバー(インスタンス)の正しい立て方:まとめ
Misskeyサーバーを立ててみましたが、かなり簡単でした。
独自ドメインの利用と証明書の設定が少し面倒ですが、これは独自ドメインと証明書が紐づくためテンプレでは対応ができません。
本記事を参考にすることで初心者でも独自ドメインの設定や証明書設定含め、Misskeyのインスタンスを立てることができますので、ぜひ楽しんでみてください。
Misskeyサーバーを立てる!
Misskeyサーバーを立てるときに良くある質問
Misskeyサーバーを立てるときに良く受ける問い合わせをまとめています。もちろんこちらで解決できない内容はお問い合わせくださいませ!
Misskeyサーバーでおすすめのプランはどれですか?
Misskeyサーバーを立てる上でおすすめのプランは2GB以上です。
Misskeyサーバーは非常に動作が軽いので、まずは2GBプランで始めることをオススメします。Xserver VPSは上位プランへの変更がとても簡単です。下位プランへ下げることは出来ないので注意が必要です。
Xserver VPSのプラン変更方法についてはこちらもご参考ください。
Misskeyサーバーのデータベースをバックアップする方法は?
Misskeyサーバーのデータベースをバックアップする方法は3つあります。
- VPSを丸ごとバックアップ
- 手動でバックアップ
- 自動で定期的にバックアップ
VPSを丸ごとバックアップする方法は簡単ですが、VPSを丸ごとバックアップするのでディスク容量を多量に消費し望ましくありません。
Misskeyサーバーのバックアップ方法にて詳しく説明しています。
Misskeyサーバーで独自ドメインを使う必要はありませんか?
Misskeyサーバーを立てる上で独自ドメインは重要です。
独自ドメインを使わない場合「IPアドレス:3000」という形式でインターネットに公開することになります。
この状態は素のMisskeyサーバーを公開している状態で悪意のあるユーザーに攻撃されやすくなります。Misskeyサーバーを公開しているサーバーでは独自ドメインが使われています。
最近では初心者でも簡単にMisskeyサーバーが立てられるという記事が散見されますが、危険です。
独自ドメインを立てずに「IPアドレス:3000」という形式で公開することはエンジニア視点からおすすめしません。
Misskeyサーバーを立てるならどのVPSがオススメですか?
Misskeyサーバーを立てるなら以下の2つのVPSがオススメです。
上記はどちらもエックスサーバー株式会社が運営・管理しているVPSでそれぞれに特徴があります。
Xserver VPS 月額料金はシンVPSよりかなり安いが、ディスク容量は最大100GB。 シンVPS 月額料金はXserver VPSより少し高めだが、ディスク容量は最大1,600GB確保可能。 サーバー処理性能に関してはどちらも同じなので、ディスク容量を多く使うか少なく使うかで選べばOKです。
エンジニア視点からコメントするとMisskeyサーバーなどのSNS運用にはディスク容量が多い方が安心なので、シンVPSを選びます。
Misskeyサーバーを立てたのですが、アイコンなどの画像が表示されません…。なぜですか?
Misskeyサーバーは独自ドメイン⇒内部サーバーへリバースプロキシという特殊な接続方法を行っています。
そのため、リバースプロキシの設定が正しくないとアイコンなどの画像は表示されません。
表示方法については、Misskeyサーバーの立て方(該当箇所へ直リンク済み)と言う記事をご覧ください。
Misskeyサーバーを立てる!