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【Xserver VPS】MT4を使うならLinuxとWindowsどっちが良い?

2023年12月12日

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【Xserver VPS】MT4を使うならLinuxとWindowsどっちが良い?

2023年12月12日

おしらせ!

  • VPSに関する設定方法や、プラン選びなどお困りなことがありましたらコメント欄・「お問い合わせ」からご連絡ください。お待ちしております!

 

FXの運用に欠かせないツールで、しかも人気のものであればMT4(Meta Trader 4)またはMT5(MetaTrader 5)があります。

 

「MT4を動かすならVPS」がだいぶ根付いてきました。PC故障の心配もないし、PCの電源もつけっぱなしにする必要もないし、MT4専用PCにする必要もないなど良いこと尽くし。

 

とは言え、VPSはお金がかかります。

 

Xserver VPSでLinux版VPSとWindows版VPSが用意されています。Xserver VPSは業界では高性能サーバーを動かしています。

 

営業トークのように聞こえるかもしれませんが、エンジニア目線で実際に他社製のVPSと比較してその性能は実際に確認済み。

 

本記事はLinux版でのベンチマーク結果ですが、サーバー自体は同じものを使用しているので、比較の参考になります。ちなみにベンチマーク結果はかなりエグイので気になる方はどうぞ。

Xserver VPSと他社VPSのCPU性能を比較【Windows版/Linux版徹底比較】

続きを見る

 

この記事ではMT4を使いたいんだけどLinux版VPSとWindows版VPSどっちを使えば良いのかがわかります。

 

最後までぜひお読みください。

 

【必読】MT4を使うならLinuxとWindowsどっちが良い?

 

まずは結論。選び方は人それぞれですが、事実のみを。上から順に当てはまっているVPSを選べば間違いなし。

 

詳しく見ていきます。

 

MT4/MT5でMQL5や通知機能を使うかどうか

VPSでMT4/MT5を使う場合、まず考えることは2つ。

  • MQL5を使っているか
  • MT4/MT5の通知機能を使っているか

 

これからVPSを契約してMT4/MT5を使いはじめるFX入門者のあなたに2つの機能について説明しておきます。

 

MQL5

MQL5は自動売買に必要なExpert Advisory(通称EA)やインジケーターと呼ばれるシグナルを閲覧したりできるサイトです。

MQL5: MetaTraderを使った自動FXトレーディング、ストラテジーテスターとカスタムインディケータ
MQL5: MetaTraderを使った自動FXトレーディング、ストラテジーテスターとカスタムインディケータ

www.mql5.com

 

また、MQL5で購入したものをMT4で使う場合はMT4上からMQL5へログインする必要があります。じつはこれがVPSを選ぶ上で重要。後ほど説明します。

 

通知機能

通知機能とは、MT4でEAを起動し自動売買を行っているとき、取引が開始されたことを通知する機能。

 

取引が開始されたことが分かるので、使っているという人も多いです。

 

MQL5を使うならMT5もしくはWindows版VPSが必須

すでにMT4でMQL5で購入したEAなどを使っていて、VPSに移行したいなあと考えているならWindows版VPSが必須。

 

MQL5のEAを使う場合MT4上でMQL5へログインすることが必須でEAを動かす場合MQL5への認証が動くため。Linux版VPSの場合これがネックに。

 

Linux版VPSでMT4の取引自体は問題ありませんが、Linux版VPSのMT4からMQL5へログインができないので、MQL5で購入したEAが使えなくなります。

インジケーターなども同じ。

 

すでにMQL5でEAやインジケーターを購入済みで、それでもLinux版VPSを使いたいならMT5への移行を検討します。ただし、EAやインジケーターがMT5に対応しているかは購入元でしっかり確認しましょう。

 

ちなみに、EAはMQL5以外でも販売しているので、「これからMT4を始めたい…!」「EAもまだ購入していない…!」場合はLinux版VPSの選択もあり。

 

MQL5以外でEA販売の有名どころはゴゴジャン(gogojungle)です。こちらはMQL5は使用していないので、安心。使い勝手が格段に広がりますよ。

 

結論

  • MQL5ですでにEAを購入済みならWindows版VPSは必須
  • これからEAを購入して自動売買をするならLinux版VPSでもOK。ただし、MQL5でEAを購入予定(購入済み)の場合、MT5が必須

 

 | GogoJungle

通知機能を使うならWindows版VPSは必須

通知機能は自動売買を知らせてくれたり、トレーリングストップや、約定したときなどをスマホに随時通知してくれる機能です。

トレーリングストップとは価格が有利な方向に動いたとき、ストップ注文(逆指値)も並行して一定幅ずつ有利な方向へスライドさせる注文方法。

 

とくにトレーリングストップが発生したときは取引が有利に動いている証拠なので、引き続きEAに任せるか自分でクローズオーダーを出すかを判断することができるので通知機能は便利。

 

ただ、FX取引は画面を見ている時だけ取引するスタイルであれば通知機能は不要。なので、通知機能の「必要・不要は人により分かれるところ」ですね。

 

もし通知機能を使ってFX取引をしたいならWindows版VPSは必須です。理由は単純でLinuxでは通知機能が機能しないため。MT4/MT5どちらも動きません。

設定自体はできますが、動かないのでご注意。経験済みです…。

 

結論

通知機能を使うならWindows版VPSは必須。

 

FX初心者がこれからVPSを申し込んでMT4を使うならLinux版、Windows版どっちが良いか

FX初心者がこれからVPSを申し込んでMT4を使うなら、選択肢は4パターン。

 

EAの販売はMQL5だけではありません。MQL5は信頼度の高いマーケットですが、MT4からMQL5へログインする必要があります。

 

Linux版VPSの場合、MT4からMQL5へログインすることができないので、Windows版VPSが必須です。

 

通知機能は使いたいならWindows版VPS一択。何度か触れていますが、Linux版VPSでは通知機能が動かないため。

 

 

Xserver VPSのLinux版VPSとWindows版VPSどちらを使うべき?【気になる料金・プラン】

 

MT4/MT5をLinux版VPSかWindows版VPSかで選ぶ方法は見えたかと思います。

 

とは、料金は気になりますよね。料金によっては通知機能やMQL5のを妥協してLinux版VPSを選ぶというのももちろんありです。

 

Linux版VPSとWindows版VPSの月額料金の違いをまとめましたので、最終的にどちらを選ぶかの判断材料にどうぞ。

 

Windows版VPSの料金

 

図は36ヶ月契約時のひと月当たりの月額料金です。1ヵ月、12ヵ月、24ヵ月、36ヶ月も比較してみます。

※比較用なのでキャンペーン価格ではなく通常プランの価格を使用。

契約月数 2GBプラン 4GBプラン 8GBプラン 16GBプラン
1ヵ月 2,200円 4,400円 8,800円 17,600円
12ヵ月 2,090円 4,180円 8,360円 16,720円
24ヵ月 2,035円 4,070円 8,140円 16,280円
36ヶ月 1,980円 3,960円 7,920円 15,840円

 

WindowsはLinux版VPSとは違い、リモートデスクトップ接続を行うためのライセンスの契約も必要です。リモートデスクトップ接続を行う人数分のライセンス購入が必要。

 

結局いくら必要なの?

Windows版VPSで悩みの種はどんなライセンスが必要になるのか…。だったりします。

 

まず、VPS利用のためのプラン選びは必須です。そして、VPSはリモートデスクトップ接続が必須なのでリモートデスクトップ接続ライセンスの契約も必須。

 

そのため、最低限かかる月額料金はプランの月額料金+リモートデスクトップ接続ライセンス料金となります。例えば2GBプランを36ヶ月使う場合。

2GBプランなら1,980円×36ヶ月+990円×36ヶ月=106,920円

 

他社だとリモートデスクトップ接続ライセンス料金が1,480円だったりするので、36ヶ月契約でこの価格は有り。

 

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Linux版VPSの料金

 

図は36ヶ月契約時のひと月当たりの月額料金です。1ヵ月、12ヵ月、24ヵ月、36ヶ月も比較してみます。

※比較用なのでキャンペーン価格ではなく通常プランの価格を使用。

契約月数 2GBプラン 4GBプラン 8GBプラン 16GBプラン 32GBプラン 64GBプラン
1ヵ月 1,150円 2,200円 4,400円 9,750円 22,100円 44,200円
12ヵ月 900円 1,800円 3,600円 7,800円 19,500円 39,000円
24ヵ月 870円 1,750円 3,400円 7,500円 19,000円 38,500円
36ヶ月 830円 1,700円 3,201円 7,200円 18,500円 38,000円

 

LinuxはWindows版VPSと違いリモートデスクトップ接続ライセンスと言うものがありません。MQL5や通知機能が妥協できそうであれば、Linux版VPSは選ぶ価値あり。

 

プランは4GB以上が望ましいです。EAやインジケーターはメモリを多く必要とするため。

 

プランはアップグレードできる?

Linux版VPS、Windows版VPSどちらのプランもアップグレード可能。

 

とりあえずは2GBプランではじめてもOKです。なので、足りなければ増やせば良いだけ。

 

はじめから大きなプランはコストがもったいないのでまずは小さいプランから契約して使ってみることがコスト削減になります。

 

【Xserver VPS】MT4/MT5を使うならLinuxとWindowsどっちが良い?:まとめ

 

MT4/MT5を使うならLinux版VPSかWindows版VPSどっちが良いのかについてまとめました。

 

結論(選び方)はこちら

 

通知機能は自動売買を知らせてくれたり、トレーリングストップや、約定したときなどをスマホに随時通知してくれる機能です。

 

とくにトレーリングストップが発生したときは取引が有利に動いている証拠なので、引き続きEAに任せるか自分でクローズオーダーを出すかを判断することができるので通知機能は便利。

 

自動売買を行う時点で画面にかじりつくことはあまりないですが、通知機能はいらないならLinux版VPSを選べばOK。コストも抑えられます。

 

とは言え…通知機能、便利なんですよね。

 

Xserver VPSを使ったMT4/MT5の設定方法についてはこちらで詳しく説明していますので、併せてどうぞ!

 

不安ならWindows版VPSを選んでおきましょう。気が付かないミスをして設定がいつまでたっても終わらないことを考えると安心確実。

 

記事の監修・執筆者

ENGI WORKS
ENGI WORKSVPSエンジニア
✅サイト運用者は大手電機メーカー勤務 ✅サーバー系、ネットワーク系の保守・運用・設計・構築・セールスと多岐に渡る経歴を持つ ✅エンジニア歴20年 ✅詳細画像や操作など細部に渡る記事執筆に定評有り ✅VPSのことならどんなことでもご質問ください。✨VPSをひとりでも多くの人に…✨

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